CTPSYSTEM(cmc-stps.com)は詐欺?LINEで勧められるFXのコピートレードと本人確認を理由に出金できない実態・口コミ・評判と返金対策

任せておけば増えると勧められたFXのコピートレードで、画面の残高は増えるのに、お金を引き出せない。LINEから始まる投資の話で、こうした相談が続いています。警察庁の令和7年の統計でも、広告で接触した後にLINEへ誘導される割合は約9割に上ります。

本記事で取り上げる「CTPSYSTEM(cmc-stps.com)」は、トレーダーを名乗るLINEアカウントの案内で登録するコピートレードのサイトです。相談者は出金の申し込み後、本人確認の書類の出し直しを求められ5回続けて承認されませんでした。その間に届いたのは、別の投資プログラムへの誘いでした。

調べると、サイトが公開している運用記録には、多くの利用者に同じ時刻、同じ率で利益が書き込まれていました。以前の企画では、同じ日に利用者の残高がそろって消えています。規約や当局の資料と照らし合わせ、本人確認を理由に出金を待たされたときの見極め方を弁護士が解説します。

CTPSYSTEMに関するトラブルの概要

出金で止まる:LINEから入金へ、本人確認を繰り返す

今回の相談は、LINEアカウント「Atomos」からFXのコピートレードを勧められ、「CTPSYSTEM」という運用サイト(cmc-stps.com)に登録したことから始まりました。入金は法人名義の口座への銀行振込で、運用画面には入金額の数十倍にあたる残高が表示されるようになります。

ところが出金を申し込むと、本人確認の書類を求められ、運転免許証や住民票の写真を出しても5回続けて承認されませんでした。出金が終わらないうちに、同じアカウントから別の投資プログラムの案内が届いたことで、相談者は不審に思い相談に至っています。

LINEで誘われるFXのコピートレードで出金できなくなる被害

コピートレードは、ほかの人の取引を自分の口座で自動的にまねる仕組みです。自分で売買の判断をしなくてよい手軽さから、「任せておけば増える」という話としてSNSで勧められることがあります。本件も、トレーダーを名乗る人物のアカウントからの案内でした。

SNSの投資グループでFX取引に誘われる相談について、国民生活センターは2024年1月24日に事例をまとめて公表しました。そこでは、相談から見られる手口として次の流れが示されています。

お金を振り込むと最初は利益が出たように見え、次々と送金を要求される。 出金できず、FX業者ともグループチャットのメンバーとも連絡が取れなくなる。

▼利益が出たように見せるFX取引の手口

ctpsystem-利益が出たように見せるFX取引の手口

出典:国民生活センター

警察庁が令和7年の統計をまとめた資料では、バナーなどの広告で接触した後にLINEへ誘導される割合が約9割とされ、被害金の渡し方では振込型が最も多くなっています。LINEでのやり取りと銀行振込という本件の組み合わせは、統計でも多く見られる形です。

▼LINEへの誘導が約9割を占める警察庁の統計

ctpsystem-LINEへの誘導が約9割を占める警察庁の統計

出典:警察庁

これらの注意喚起が本記事のトラブルと同一の案件であることまでは確認できませんが、利益が表示されているのに引き出せない流れは共通しています。画面の残高が増えていても、出金できるまでは利益とはいえません。

本人確認の書類を何度出しても承認されない

本件で出金の条件とされたのは、税金や手数料の支払いではなく本人確認の手続きでした。本人確認は正規の金融機関でも求められる手続きのため、承認されないと言われれば自分の書類に不備があったのだと受け止めてしまいがちです。

相談者は、運転免許証や住民票の写真を5回提出しましたが、いずれも承認されず6回目の書類を出したところで相談に至りました。何度出しても通らない本人確認は、それ自体が出金を先延ばしにする手段になり得ます。送った書類の画像は、相手の手元から取り戻すこともできません。別の出金制限の例は、操作ミスで信用レベルが下がったと告げて出金を止める手口でも整理しています。

振込先が法人名義の口座だった点も、安心の材料にはなりません。警察庁は、SNS型投資・ロマンス詐欺が急増するなかで「法人口座を悪用した事案がみられる」と指摘し、金融庁と連名で金融機関に不正利用の防止策を求めています。

CTPSYSTEMは運営会社の名前も許認可も示していない

CTPSYSTEMのサイトで運営者として示されているのは、ページ下部の「OPERATED BY CTPSYSTEM」と、カリブ海のネイビス島の住所1行だけです。規約やプライバシーポリシーを読んでも、法人名、登録番号、金融当局の許認可のいずれも書かれていません。

ドメインには「cmc」の文字が入っていますが、サイトのどこにも実在の金融事業者の名前は出てきません。誰が運営し、どの国の当局の監督を受けているのかを利用者の側から確かめる手がかりがない状態です。運営者が特定できなければ、トラブルになったときに返金を求める相手も定まりません。

【参考】

・CTPSYSTEM(https://cmc-stps.com/)

・国民生活センター-SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル-その仲間、信じて大丈夫?-

・警察庁-令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)

・警察庁-法人口座を含む預貯金口座の不正利用等防止に向けた対策の一層の強化について

CTPSYSTEMへ誘導され被害につながるまでの経緯

勧誘から出金停滞:登録・振込・画面残高、書類再提出と別企画

LINEで届いた案内から始まったコピートレードは、運用画面の上では順調に増えていきました。ところが出金を申し込んでからは本人確認の手続きが繰り返され、振り込んだお金は一度も相談者の手元に戻っていません。

登録から相談に至るまで、相談者がたどった流れを時間の順に5つの場面で追います。入金の方法や出金を止められた経緯は、同じ勧誘を受けている方が自分の状況と照らし合わせる材料にもなります。

トレーダーの案内からCTPSYSTEMへの登録を勧められる

相談者にFXのコピートレードを勧めたのは、LINEアカウント「Atomos」でした。相談者に示された案内ページ(mingeproject.com)では、トレーダーを名乗る書き手が、これまでとは別の仕組みとしてCTPSYSTEMの「リンクトレード」を導入すると説明しています。

▼CTPSYSTEMで「MBS-AT」を選ぶよう求める案内ページ

ctpsystem-CTPSYSTEMで「MBS-AT」を選ぶよう求める案内ページ

出典:mingeproject.com

同じページは、アカウントを作るときに利用システムの項目で必ず「MBS-AT」を選ぶよう指示し、最低入金額を10万円としています。ここで選んだ名前によって、書き手の取引に「リンク」される仕組みだと説明されていました。

入金は指定された法人名義の口座へ3回に分けて行う

登録を済ませた相談者は、指定された法人名義の口座へ、3回に分けて銀行振込で入金しました。案内ページにも「入出金に関しては、仮想通貨または銀行振込に対応」とあり、振込での入金が当初から想定されていたことがうかがえます。

振込先の名義は、CTPSYSTEMというサイトの名前とは別の法人でした。案内ページは、入金額の50%にあたるボーナス(クレジット)がつくことや、500万円以上の入金にはサポートの事前承認が要ることにも触れており、多めの入金を促す内容になっています。

運用画面の残高が入金額の数十倍に膨らむ

入金のあと、運用画面の残高はドル建てで増え続けました。約3か月後には、入金額の数十倍にあたる金額が表示されるまでになっています。相談者はこの残高の一部を引き出そうと、出金を申し込みました。

画面の数字が、実際にFXの取引で得られた結果だったのかどうかは、相談者の側からは確かめようがありません。この点については、サイトに残っていた運用の記録をもとに、後の章で検討します。

出金を申し込むと本人確認の書類を何度も求められる

出金を申し込んだ相談者に示されたのは、本人確認(KYC)の書類の提出でした。運転免許証や住民票の写真を送りましたが、承認されないまま再提出を求められ、同じやり取りが5回続いています。

相談者は6回目の書類も提出しましたが、その後も出金は完了していません。書類を出すたびに結果を待つ時間が生まれ、出金の申し込みから1か月近くがたってもお金が口座に届く見通しは立たないままでした。

出金が終わらないまま別の投資プログラムへ誘われる

出金の結果を待つ間に、同じLINEアカウントから、別の投資プログラムへの参加を勧める連絡が届きました。入金したお金を引き出せないうちに次の投資を勧められたことで、相談者は不審を抱き専門家への相談に踏み切っています。

振り返ると、入金は運営側が指定した口座へ振り込まれ、画面の残高は増えるけれど、出金の段階で手続きが滞ることが繰り返されていました。出金の見通しが立たないまま追加の投資を勧められたら、応じる前に弁護士など専門家に相談してください。

【参考】

・mingeproject.com(https://mingeproject.com/guide23/)

・CTPSYSTEM(https://cmc-stps.com/)

CTPSYSTEMの関連サイトの情報を調査した結果

三つの入口を照合:運用・案内・申込、登録日時と行き先

相談に関わるアドレスについて、ドメインがいつ、どの事業者を通して登録されたかという記録を照会しました。あわせて、運用サイトが公開しているデータや、ページ下部と規約に書かれた運営者の情報を読み、金融庁の公表資料とも照らし合わせています。

相談者に示された運用サイトと案内ページに加え、案内ページのボタンの行き先から申込用のページがもう1つ見つかりました。表には、3つのアドレスを登録の古い順に並べました。

ドメイン登録日時(世界標準時)登録機関役割
cmc-stps.com2025年5月11日 15:56Cloudflare(米国)運用サイト「CTPSYSTEM」
mingeproject.com2026年4月6日 23:39XServer(日本)トレーダーを名乗る書き手の案内ページ
mbs-tds.com2026年8月23日 0:18Cloudflare(米国)申込ページ(ログインと登録はcmc-stps.comへ移る)

運用サイトのドメインとロゴは2025年5月11日に用意された

cmc-stps.comの登録記録を、RDAPという仕組みで照会しました。登録は2025年5月11日15時56分(世界標準時)で、取り次いだのはCloudflareでした。持ち主にあたる人や会社の名前は、記録に表示されません。

▼3つのドメインの登録日時を示すRDAPの記録

ctpsystem-3つのドメインの登録日時を示すRDAPの記録

出典:Verisign(RDAP)

運用サイトは、取り込んだ画像の一覧も公開のデータとして返します。ロゴの画像のファイル名は「ChatGPT-Image-2025年5月11日-22_44_13.png」で、画像の登録記録の日付もドメインと同じ2025年5月11日です。

▼ChatGPTの名前が残るロゴ画像の登録記録

ctpsystem-ChatGPTの名前が残るロゴ画像の登録記録

出典:CTPSYSTEM

「ChatGPT-Image」は、ChatGPTで作った画像を保存したときにつく名前と同じ形式で、2026年3月に差し替えたロゴも同じ形の名前でした。AIで画像を作ること自体は問題ではありませんが、ロゴはドメインを取ったのと同じ日に用意されたものとみられ、事業の歴史を示す材料にはなりません。

申込ページのドメインは案内ページと同じ日に登録された

案内ページの「アカウント作成はこちらから」のボタンは、cmc-stps.comではなく、mbs-tds.comへつながっています。このドメインの登録は2026年8月23日0時18分(世界標準時)で、案内ページの見出し画像のファイル名にも「20260823」の日付が入っています。

▼「Login」「Open Account」を並べる申込ページ

ctpsystem-「Login」「Open Account」を並べる申込ページ

出典:mbs-tds.com

mbs-tds.comの画面は、cmc-stps.comの「Multi-Broker System」のページと同じ文章です。「Login」「Open Account」の行き先も、cmc-stps.comのログイン画面と会員登録の画面でした。入口のアドレスだけを新しく用意した形になっています。

2つのドメインは、ネームサーバー(ドメインの行き先を案内する設定)も、ANNALISEとDARWINという同じ組み合わせでした。RDAPの記録で、それぞれのネームサーバーの欄を見比べると確かめられます。

▼同じネームサーバーを使う2つのドメイン

ctpsystem-同じネームサーバーを使う2つのドメイン

出典:Verisign(RDAP)

所在地として示されるのはネイビス島の1行の住所だけ

運用サイトのページ下部には、運営者として「CTPSYSTEM」の名前と、カリブ海にあるセントクリストファー・ネイビス連邦のネイビス島の住所だけが書かれています。株式会社にあたる法人の種類も、部屋番号もありません。

▼ネイビス島の住所だけを示す運営者の表示

ctpsystem-ネイビス島の住所だけを示す運営者の表示

出典:CTPSYSTEM

規約(Terms of Use)の第19条(c)は、争いが起きたときの決まりを次のように定めています。続く部分では、同国の裁判所だけが扱うこと、集団での訴えをしないこと、請求は原則として1年以内とすることも定められています。

These Terms are governed by and construed in accordance with the laws of the Federation of Saint Kitts and Nevis (本規約は、セントクリストファー・ネイビス連邦の法律に準拠し、同法に従って解釈されます。)

▼準拠法をセントクリストファー・ネイビスとする規約

ctpsystem-準拠法をセントクリストファー・ネイビスとする規約

出典:CTPSYSTEM

規約の文面は、日本の利用者に不利な条件を並べています。ただし、日本の消費者を守る法律がこうした定めをどこまで認めるかは別の問題で、返金をあきらめる理由にはなりません。運営者の法人名が書かれていないことのほうが、請求の相手を定めるうえで大きな壁になります。

金融庁の一覧にCTPSYSTEMの名前は見当たらない

「CTPSYSTEM」の名前で金融庁の金融事業者一括検索を行うと、結果の画面には「該当するデータはありませんでした」と出ます。FXの取引を扱う業者として、金融庁の登録を受けていることは確認できませんでした。

▼CTPSYSTEMの該当がない金融事業者一括検索

ctpsystem-CTPSYSTEMの該当がない金融事業者一括検索

出典:金融庁

無登録業者の一覧のページで「CTPSYSTEM」を探しても、ページ内検索の結果は「0/0」です。警告書が出された業者でなければ、一覧には載りません。載っていないことは警告に至っていないことを意味するにすぎません。

▼「CTPSYSTEM」の検索が0件となる無登録業者の一覧

ctpsystem-「CTPSYSTEM」の検索が0件となる無登録業者の一覧

出典:金融庁

金融庁は、海外の業者であっても、日本の居住者を相手にFX取引などを行うには登録が必要だとしています。同じページでは、無登録の海外業者との取引で「出金に応じてもらえないなどのトラブル」が起きていることにも触れています。

海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録(日本の「金融商品取引法」に基づく登録)が必要です。

▼海外業者にも登録を求める金融庁の注意喚起

ctpsystem-海外業者にも登録を求める金融庁の注意喚起

出典:金融庁

このほか、調査の過程で次のことも確かめています。

  • Googleセーフブラウジングの判定は、cmc-stps.comとmingeproject.comが「安全ではないコンテンツは見つかりませんでした」、mbs-tds.comはデータなしで、ブラウザの警告は出ない(2026年9月28日時点)
  • Internet Archiveには、cmc-stps.comの画面が保存されておらず、2025年7月にアクセスを転送した記録が1件あるだけ
  • 案内ページのソースには、検索結果に表示しないよう求める「noindex」の指定が入っている

【参考】

・CTPSYSTEM(https://cmc-stps.com/)

・CTPSYSTEM-Terms of use(https://cmc-stps.com/terms/)

・CTPSYSTEM-画像の一覧(https://cmc-stps.com/wp-json/wp/v2/media?_fields=date,source_url)

・mingeproject.com(https://mingeproject.com/guide23/)

・mbs-tds.com(https://mbs-tds.com/multi-broker/)

・Verisign RDAP(https://rdap.verisign.com/com/v1/domain/cmc-stps.com)

・Verisign RDAP(https://rdap.verisign.com/com/v1/domain/mbs-tds.com)

・Verisign RDAP(https://rdap.verisign.com/com/v1/domain/mingeproject.com)

・金融庁-金融事業者一括検索

・金融庁-無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)

・金融庁-無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください

・Google-透明性レポート(セーフブラウジングのサイト ステータス)

CTPSYSTEMに関する不審点

表示記録を検証:同時刻・同率の記録、取引先の名前が不明

ここでは、CTPSYSTEMに関する不審点として、以下の6点を取り上げます。

  • 運用記録の書き込まれ方
  • 以前の企画の記録の終わり方
  • 「運営の透明性」として示される数字
  • 取引の仕組みを定めた規約
  • 本人確認のページ
  • 出金のページが作られた時期

いずれも、CTPSYSTEMのサイトが画面や公開のデータとして示している情報から読み取れるものです。並べてみると、画面に表示される残高や実績が、実際の取引の結果ではなく運営側が書き込んだ数字である可能性が浮かび上がります。

利用者の運用記録が同じ時刻に同じ数値で書き込まれている

CTPSYSTEMでは、利用者ごとの運用記録がブログの記事と同じ「投稿」の形で1人1件ずつ作られています。「HISTORY」という分類の一覧は59ページに及び、記録の中身はサイトの公開データからそのまま読むことができます。

記録の残高は、入金した額を「1」とする倍率で書かれています。MBS-ATを選んだ利用者のうち、9月22日と9月23日に記録が始まった2人を並べると、その後の増え方は次のとおりまったく同じでした(※ユーザー名は伏せています)。

2026/9/24 11:13 profit 0.0378(2人とも同じ) 2026/9/25 11:29 profit 0.0358(2人とも同じ) 2026/9/28 16:03 profit 0.0398(2人とも同じ)

▼同じ時刻に同じ数値が並ぶ2人の運用記録

ctpsystem-同じ時刻に同じ数値が並ぶ2人の運用記録

出典:CTPSYSTEM

公開データを集計すると、9月28日16時03分にはMBS-ATの利用者240人分の記録が同じ時刻に書き込まれていました。口座ごとに取引しているのであれば、利益の出る時刻や率は人によってずれるはずです。全員に同じ率を一斉に書き込んでいるとみられます。

以前の企画では同じ日に利用者の残高がそろって消えている

同じサイトには、MBS-ATより前の企画の記録も残っています。ページの作成日の一覧を見ると、2025年5月の「h-bxone」から、「p2p-system」「sht-withdraw」「hdd-p2p」と、名前の違う企画のページが次々と作られてきました。

▼SLUBONEから以前の企画まで並ぶページの作成日

ctpsystem-SLUBONEから以前の企画まで並ぶページの作成日

出典:CTPSYSTEM

そのうち「SHT」の記録を公開データで集計すると、131人のうち100人が2025年9月27日の1行の損失で残高の約98.3%を失っていました。その100人の残高は、いずれも元の約1.7%にそろっています。入金の記録のあと、利益の行が一度もないまま損失の行で終わる記録もあります。

入金 5,442 → 2025/9/27 損失 -5,350 → 残り 93 入金 1,361 → 2025/9/27 損失 -1,337 → 残り 23

▼同じ日の損失で残高がほぼ消えた2人の記録

ctpsystem-同じ日の損失で残高がほぼ消えた2人の記録

出典:CTPSYSTEM

ほかの企画でも同じ形が見られ、「CMI」では2025年9月30日に75人の残高がほぼ0に、「HDD」では2026年2月13日に54人の残高が約0.2%になっていました。取引の失敗であれば残る額の割合は人によって違うはずで、企画ごとに一斉に残高を消している可能性があります。

運営の透明性として示す数字はページに書き込まれた固定値

「PS-PRT Dashboard」のページには、「運営の透明性」として、トレーダーの自己資金、ユーザー資産の総額、累計の出金実績の3つの数字が並んでいます。現在は「ダッシュボードリニューアルのお知らせ」が画面を覆い、奥の数字はぼかされて読めません。

▼数字の上に重ねられたリニューアルのお知らせ

ctpsystem-数字の上に重ねられたリニューアルのお知らせ

出典:CTPSYSTEM

ページのソースを表示すると、3つの数字は計算で求めたものではなく文字としてそのまま書き込まれています。ユーザー資産の総額が7,709,104.90ドルなのに対し、累計の出金実績は94,612.26ドルで資産の約1.2%にとどまります。

▼資産総額と出金実績が直接書かれたソース

ctpsystem-資産総額と出金実績が直接書かれたソース

出典:CTPSYSTEM

ソースには、成績から計算した評価の点数が70点に届かないとき、点数を出さずに「調整中」と表示する処理も書かれていました。都合の悪い数字を画面に出さない作りで、表示されている実績だけで運用の良し悪しは判断できません。

取引を執行するはずのブローカーの名前がどこにもない

CTPSYSTEMの規約は、利用者を2つの区分に分けています。運営側の書面の承認がない利用者は、すべて「Multi-Broker System(MBS)」の区分に入り、その場合のCTPSYSTEMの立場は次のように書かれています。

CTPSYSTEM acts as a routing and technology service provider. All trade execution, pricing, and settlement are performed by connected external brokers. (CTPSYSTEMは注文を振り分ける技術の提供者であり、取引の執行・価格・決済はすべて接続先の外部ブローカーが行う。)

▼CTPSYSTEMを注文の振り分け役とする規約

ctpsystem-CTPSYSTEMを注文の振り分け役とする規約

出典:CTPSYSTEM

第13条は、接続先のブローカーの破綻や出金の問題について責任を負わないとし、各ブローカーの条件は利用者自身で確かめるよう求めています。第22条(c)は、出金できるかどうかも接続先のブローカーが決めるとしています。

▼接続先ブローカーの確認を利用者に求める第13条

ctpsystem-接続先ブローカーの確認を利用者に求める第13条

出典:CTPSYSTEM

ところが、その接続先のブローカーの名前は、規約にも申込ページにも会員登録の画面にも書かれていません。実際の入金先は、運営側が指定した口座です。規約上の責任の上限も「100米ドルか、過去6か月に払った手数料の少ないほう」とされ、出金が滞っても責任を問う先が見えない仕組みです。

本人確認を理由に出金を止められる規約と再提出の欄

規約の第19条(a)は、運営側がいつでも本人確認や資金の出どころを示す書類を求め、取引を遅らせたり拒んだりできると定めています。第21条(b)には、情報に疑いがあるときの扱いとして次の一文があります。

may, in addition, refuse or delay withdrawal requests pending the outcome of an investigation. (さらに、調査の結果が出るまで、出金の請求を拒否または遅延することができる。)

▼本人確認を理由に出金を止められる規約

ctpsystem-本人確認を理由に出金を止められる規約

出典:CTPSYSTEM

ログインしなくても開ける本人確認のページには、「不鮮明な場合は再提出をお願いすることがあります」という注意書きと、「これは再提出です」を選ぶ欄が用意されています。出し直しが繰り返されることを前提にした作りで、相談者の5回の未承認と重なります。

▼再提出の欄を設けた本人確認のページ

ctpsystem-再提出の欄を設けた本人確認のページ

出典:CTPSYSTEM

同じページは、提出された書類を「管理者のみがアクセス可能な領域で厳重に保管」するとしています。しかし、その管理者が誰なのかはサイトのどこにも書かれていません。運営者の分からない相手に身分証の画像を送り続けることにも、悪用のおそれがあります。

出金が滞る時期に別名の出金ページが作られている

ページの作成日の一覧で最も新しいのは、2026年9月23日に作られた「SLUBONE出金申請」のページです。相談者の出金が止まっていた時期に、CTPSYSTEMとは別の名前を冠した出金の窓口が新たに用意されたことになります。

相談者のもとにも、出金を待つ間に別の投資プログラムの案内が届いていました。案内ページも「500万円以上の入金に関してはサポートに事前に承認を得てください」と、さらに大きな入金を想定しています。出金を求める利用者を、別の名前の企画へ移して入金を続けさせる流れの一部である可能性があります。

【参考】

・CTPSYSTEM-PS-PRT Dashboard(https://cmc-stps.com/ps-prt-dashboard/)

・CTPSYSTEM-Terms of use(https://cmc-stps.com/terms/)

・CTPSYSTEM-本人確認(KYC)(https://cmc-stps.com/kyc-jp/)

・CTPSYSTEM-ページの一覧(https://cmc-stps.com/wp-json/wp/v2/pages?per_page=100&_fields=date,slug,title)

・CTPSYSTEM-運用記録(https://cmc-stps.com/wp-json/wp/v2/posts?include=3568,3564&_fields=id,date,content)

・CTPSYSTEM-運用記録(https://cmc-stps.com/wp-json/wp/v2/posts?include=1524,1494&_fields=id,date,content)

・mingeproject.com(https://mingeproject.com/guide23/)

CTPSYSTEMが悪用されやすい理由

信頼しやすい誘導:任せる取引の仕組み、無料講習と本人確認

CTPSYSTEMのような運用サイトが入金を集められる背景には、コピートレードという仕組みの性質、名の知れた業者を引き合いに出す案内、無料の講習から始まる誘い方、本人確認という手続きへの信頼の4つがあります。

どれも、利用者が「自分で確かめなくても大丈夫だ」と感じる方向に働く点で共通しています。ここでは、それぞれが本件の案内ページや規約のどこに表れているかを順に見ていきます。

コピートレードは取引の中身を利用者が確かめない仕組み

コピートレードでは、売買の判断をトレーダーに任せ、利用者は結果の残高を見るだけになります。どの通貨を、いつ、いくらで売買したのかを一つずつ確かめる人は多くありません。画面の残高が増えていれば、それだけで順調だと受け止めてしまいます。

前章で見たとおり、CTPSYSTEMの運用記録は、利用者全員に同じ率が同じ時刻に書き込まれていました。取引の中身を見ない仕組みでは、画面の数字が作られたものであっても気づく手がかりがありません。

国民生活センターが挙げる「最初は利益が出たように見え」る手口と相性のよい仕組みだといえます。

よく知られた海外業者の名前を出して乗り換えを勧める

案内ページは、これまでのコピートレードでは、利用者がすでに使っている海外のFX業者の口座につないでいたと説明しています。そのうえで、業者によっては「規約違反になる可能性があると指摘を受けました」として、新しい仕組みへの乗り換えを求めています。

利用者が知っている業者の名前は、話の信頼性を高める材料として働きます。ところが乗り換え先のCTPSYSTEMは、前章で見たとおり接続するブローカーの名前を一つも示していません。知っている名前から、名前の分からない仕組みへと移されていることになります。

一方、同じ案内ページの末尾には、次のような断り書きが置かれています。入金の方法や最低入金額、ボーナスの条件まで具体的に指示しながら、責任は負わないと書き添える形です。

本案内は、CTPSYSTEMのリンクトレード(MBS-AT)への接続方法をお伝えするものであり、投資の勧誘・投資助言・投資運用の提供を目的とするものではありません。 本案内によって生じたいかなる損害についても責任を負いかねます。

▼投資の勧誘ではないとする案内ページの断り書き

ctpsystem-投資の勧誘ではないとする案内ページの断り書き

出典:mingeproject.com

無料のFX講習から運用の話へ段階を踏んで誘う

案内ページと同じドメインでは、コピートレードの案内とは別に、2026年5月の時点で無料のFX講習の募集ページも公開されていました。

保存された記録では、「2,240名が学ぶ無料FX講習」「LINE登録だけ」とうたい、カリキュラムの最後に「自分でトレードしない選択肢」として「コピートレードという道」を置いています。

▼コピートレードへの道を示す無料FX講習の募集

ctpsystem-コピートレードへの道を示す無料FX講習の募集

出典:Internet Archive(mingeproject.com)

国民生活センターが紹介する相談事例でも、きっかけは「退職金の運用を学ぶため」に投資セミナーのLINEグループへ登録したことでした。学ぶことを入口にLINEでつながり、自分で取引するより任せたほうがよいという話へ進む流れは、お金の話を最初から持ち出さないぶん警戒されにくい誘い方です。

本人確認は正規の業者も行う手続きで疑いにくい

本人確認は、正規の金融機関でも欠かせない手続きです。警察庁の資料は、預貯金口座の開設などの取引を始める場面で、事業者が取引時確認を行うべきものとしています。本人確認と聞けば、きちんとした業者だからこそ求めていると受け止める人も少なくありません。

CTPSYSTEMの規約の第19条(d)も、登録から7日以内に本人確認を済ませるよう定めています。それにもかかわらず、相談者が書類を求められたのは出金を申し込んだ後でした。取引の入口ではなく、お金を引き出す段階で繰り返される本人確認は正規の手続きとは向きが逆だといえます。

【参考】

・mingeproject.com(https://mingeproject.com/guide23/)

・Internet Archive-mingeproject.com(https://web.archive.org/web/20260509165903/https://mingeproject.com/lp-6shin/)

・CTPSYSTEM-Terms of use(https://cmc-stps.com/terms/)

・国民生活センター-SNS上の投資グループで勧誘される詐欺的なFX取引トラブル-その仲間、信じて大丈夫?-

・警察庁(JAFIC)-犯罪収益移転防止法の概要

CTPSYSTEMの不審点を見抜く方法

入金前に確かめる:運営者・取引先・記録、書類の再提出を止める

コピートレードを勧められたときに確かめたい点を、運営者、運用の記録、規約、出金の順に6つ挙げます。どれも、入金する前や出金が止まったと感じた時点で、自分の手元で確かめられることです。

  • 運営している会社の正式な名前と所在地、許認可の番号がサイトに書かれているかを探す
    • ページの下部や規約、プライバシーポリシーを開いて探します。本件のように「OPERATED BY」の後に名前と住所が1行あるだけなら、トラブルのときに請求する相手を特定できません。
  • サービスの名前と運営会社の名前を、金融庁の金融事業者一括検索で引く
    • 海外の業者であっても、日本の居住者を相手にFX取引などを行うには登録が必要です。検索して何も出てこない相手には入金しないでください。
  • 同じサービスを使っている知人と、利益の率と増えた時刻を見比べる
    • 入金額も始めた時期も違うのに、毎回同じ時刻に同じ率で増えているなら口座ごとの取引の結果とは考えにくくなります。「実績」や「透明性」の数字も、第三者が確かめられる形かどうかを見てください。
  • 規約の中で、実際に取引を行う業者の名前が特定されているかを読む
    • 「接続先のブローカー」「提携する業者」とだけ書かれ、名前がどこにもない場合は注意が必要です。入金先の口座の名義が、サイトの名前とも取引する業者とも違う場合も同じです。
  • 出金の前に本人確認の出し直しを何度も求められたら、書類を送るのを止める
    • 正規の業者では、本人確認は口座を開くときに済ませるのが通常の流れです。出金を申し込んだ後に何度も差し戻される場合は、それ自体を出金を拒まれている合図と考えてください。
  • 出金を待つ間に、別の投資プログラムや別の名前の出金窓口を案内されたら応じない
    • 引き出せていないお金を新しい企画へ移したり、追加で入金したりしても手元に戻る見込みは高まりません。案内が届いた時点で、それまでのやり取りを見直してください。

出金が止まったときに役立つのは、手元に残した記録です。LINEのやり取り、案内ページのアドレス、振込の控え、運用画面の残高を日付が分かる形で保存しておきましょう。サイトやページは予告なく書き換えられたり、閉じられたりすることがあります。

一人で抱え込むと、「もう一度書類を出せば通るかもしれない」と考えて、同じやり取りを続けてしまいがちです。本人確認の書類を送った後であっても、送金の記録を持って早めに弁護士など専門家へ相談してください。

【参考】

・CTPSYSTEM(https://cmc-stps.com/)

・金融庁-金融事業者一括検索

・金融庁-無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください

CTPSYSTEMに関する口コミや被害事例

出金を待つ投稿:一人の投稿記録、同じ返答が続く

「CTPSYSTEM」「cmc-stps」「Atom コピトレ」といった言葉で、X(旧Twitter)やYahoo!知恵袋、国内の掲示板の書き込みを探しました。見つかったのは、同じコピートレードの利用者とみられる1人の投稿者による出金を待ち続ける記録です。

X(旧Twitter)には出金が完了しないという投稿がある

Xでは、「ATOM コピトレ」という名前のアカウントが、2026年9月22日から出金の状況を書き続けています。9月22日には「CTPSYSTEM Atomさんのコピトレ 出金申請、本日も連絡なし」と投稿しました。

▼出金申請に連絡がないと書くXの投稿(2026年9月22日)

ctpsystem-出金申請に連絡がないと書くXの投稿(2026年9月22日)

出典:X

9月26日の投稿には、CTPSYSTEMのサポートとのやり取りの画像が添えられています。「着金しません。」という問いかけに対し、サポートは日をまたいで同じ文面の返事を繰り返していました。

出金申請してからは、何を書いても、この返事しかない。

(サポートの返事)
メッセージありがとうございます。内容を確認しております。
確認・回答が必要な内容については、順次こちらからご案内いたします。

▼同じ返事が続くサポートとのやり取りの投稿(2026年9月26日)

ctpsystem-同じ返事が続くサポートとのやり取りの投稿(2026年9月26日)

出典:X

9月27日の投稿に添えられた画像には、相談者に連絡してきたのと同じ名前のLINEアカウント「Atomos」とのトークが写っています。投稿者の「どこに連絡しても出金には返事なしです」という訴えの後に届いたのは、新しい企画の手続きを進めるという一斉の案内でした。

連絡しても、現状はこんな感じです
アカウント分け窓口が増えました。
新たなコピトレ(BPS)への口座開設のお知らせはくるけど、絆(最初のコピトレ)の出金への対応はないです。

▼LINEの「Atomos」が新しい企画を案内する投稿(2026年9月27日)

ctpsystem-LINEの「Atomos」が新しい企画を案内する投稿(2026年9月27日)

出典:X

これらの投稿が本記事のトラブルと同一の案件であることまでは確認できませんが、出金を求めると返事がなくなり、代わりに別の企画を勧められる流れは相談者が経験したことと重なります。

出金を訴える書き込みが消され窓口が分けられる

同じ投稿者は9月22日、「Atomさんのコピトレ、オプちゃに出金できないこと書くと瞬間で消えた」と書いています。「オプちゃ」は、LINEのオープンチャットのことです。利用者が集まる場で、出金の不満を書いてもすぐに見えなくなっていたことになります。

その約1時間後には、「グループ分けすると先程通知がきた。LINEが個々になったら、みなさんの状況がわからなくなる」とも投稿しました。9月27日の画像でも、Atomosは「アカウントを分けているので」として、別の窓口へ問い合わせるよう求めています。

知恵袋と5ちゃんねるには相談や書き込みが見当たらない

Yahoo!知恵袋で「CTPSYSTEM」「ATOM コピトレ」「MBS-AT」を検索しても、該当する質問はありませんでした。5ちゃんねるでも、スレッドの題名に「CTPSYSTEM」や「コピトレ」を含むものは出てきませんでした。

「CTPSYSTEM コピートレード」で検索して上位に出てくるのは、海外の業者のコピートレードを紹介する記事です。サービスの名前で調べても、利用者の声にはたどり着きにくい状況です。出金に不安を感じたら、ネットの評判を待たず弁護士など専門家に相談してください。

【参考】

・Xの投稿(https://x.com/lucky015r/status/2102404032161894761)

・Xの投稿(https://x.com/lucky015r/status/2103703862851092802)

・Xの投稿(https://x.com/lucky015r/status/2104048630785339840)

・Xの投稿(https://x.com/lucky015r/status/2102407864560259171)

・Xの投稿(https://x.com/lucky015r/status/2102422413111898123)

CTPSYSTEMに関する口コミが少ない理由

声が集まりにくい:複数の呼び名、個別窓口と待機

本件では、同じ仕組みがいくつもの名前で呼ばれています。サイトは「CTPSYSTEM」、商品は「MBS-AT」や「リンクトレード」、利用者の間では「Atomさんのコピトレ」、さらに「絆」「SLUBONE」と企画の名前も変わります。被害を書き込む人が使う言葉がそろわず、検索しても一つにまとまりません。

利用者どうしが声を交わす場も狭められていました。オープンチャットに出金できないと書くとすぐに消え、LINEの窓口は個別に分けられたと投稿されています。案内ページにも、検索結果に表示しないよう求める「noindex」の指定が入っており、外から様子をうかがう手がかりが少ない状態です。

出金を申し込んでも、返ってくるのは「内容を確認しております」という返事や、本人確認の出し直しの求めです。断られたわけではないため、利用者はもう少し待てば出金できると考えがちです。画面の残高が増え続けていることもあり、被害だと気づいて声を上げるまでに時間がかかります。

ネット上に書き込みが少ないのは、トラブルが起きていないからではありません。出金を待たされていると感じたら、LINEのやり取りや振込の控えを手元に残し、早めに弁護士など専門家に相談してください。

【参考】

・CTPSYSTEM(https://cmc-stps.com/)

・mingeproject.com(https://mingeproject.com/guide23/)

・Xの投稿(https://x.com/lucky015r/status/2102407864560259171)

・Xの投稿(https://x.com/lucky015r/status/2102422413111898123)

LAWYER

弁護士紹介

翔躍法律事務所 代表弁護士 近藤裕之

翔躍法律事務所 代表弁護士

近藤 裕之

登録番号
60051

元裁判官。裁判官として民事事件に携わったほか、法務省大臣官房参事官として国の訟務にも従事しました。

主な経歴

  1. 仙台地方裁判所 判事補
  2. 東京地方裁判所 判事
  3. 東京地方裁判所 民事第18部 判事
  4. 法務省大臣官房参事官(訟務担当)

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